チョッキテツノカイナの考察
初投稿です。
目次
①構成の一覧
②テツノカイナの解説
③構成の解説
④終わりに
①構成の一覧
持ち物:とつげきチョッキ
テラスタイプ: ひこう
技構成:ドレインパンチ/かみなりパンチ/じしん or ヘビーボンバー or れいとうパンチ or ボルトチェンジ
性格:いじっぱりorゆうかん
努力値:H76 A252 B76 D92 S12 or H76 A252 B76 (C4) D100
②テツノカイナとは
おにぎりでも元太くんでもない。
2/3(金)現在使用率19位で十分環境と言えるレベル。
多くのテツノカイナがドレインパンチととつげきチョッキを主軸とした型。
今回はこのチョッキドレパン型を考察していきます。
タイプはかくとう・でんき
弱点はじめん・エスパー・フェアリー
耐性はでんき・むし・いわ・あく・はがね
耐性の数自体は多めだが、弱点のじめんとフェアリーがメジャー+耐性が少しマイナー気味なので優秀と言えるか微妙なライン。
タイプだけで見た場合ハバタクカミやガブリアスなど環境上位のポケモンにタイプ一致で弱点を突かれるため逆風。
攻撃性能で見た場合どちらも半減できる単タイプは0、複合タイプでもどく・じめんなど一部に限られる。
とくせいはクォークチャージのみ。ただしブーストエナジー採用率は8.3%と低く、実質特性無しと考えていい。
コータスのいるこだいかっせいと違いエレキフィールドを特性で展開できるポケモンがバチンウニしかいないため相手に便乗して発動することも滅多にない。
種族値はH154 A140 B108 C50 D68 S50
HAB全てが相当な高水準かつ必要のないCSが低く、弱く見えるDも高いHPでカバーできる無駄のない種族値。チョッキが無くても十分硬い。
ただ種族値を見せただけではわかりにくいので、他のドレインパンチ使いと比較してみよう。
テツノカイナ かくとう・でんき
154-140-108-×-68-50
ハリテヤマ かくとう
144-120-60-×-60-50
ローブシン かくとう
105-140-95-×-65-45+こんじょう、てつのこぶし
シビルドン でんき
85-115-80-(105)-80-50
コノヨザル かくとう・ゴースト
110-115-80-×-90-90
一匹不純物が混ざっている気がするが、比較してみるとテツノカイナのいかれ具合がよくわかる。
火力こそローブシンに劣り先制技もねこだまししかないが耐久は物理特殊共に他のドレインパンチ使いを遥かに上回り、一致弱点だろうが平気な顔をして耐えてくる化け物。ゲーフリは酒を飲みながら考えたのかと言いたくなる。
メインウェポンはドレインパンチとかみなりパンチ。
どちらも威力が低め。高威力の技だとインファイト・ワイルドボルトを覚えるが耐久に大きく影響してしまうため採用率は低い。
サブウェポンはじしん、れいとうパンチ、アイアンヘッド、へビーボンバー、ねこだまし、ほのおのパンチ、じゃれつく、いわなだれ、テラバーストなど多種多様だが高威力の技が少ない。
今回はチョッキ型の考察であるため省略するがなげつけるやはらだいこ、ふきとばしなど有用な技や面白い技を多数習得するため型が比較的読まれにくい。
一言でまとめると優秀な技と種族値を持つ鈍足高火力超耐久の要塞型ポケモン。
対策していないパーティはこれ1匹で詰むことすら有り得るのでは無いだろうか。
その反面ハバタクカミやテツノブジン、ガブリアスなどタイプ一致で弱点を突いてくるポケモンが多いため多少環境の移り変わりに左右されすいのは難点かもしれない。
③解説
チョッキテツノカイナはサイクルと対面どちらも得意としており耐久にものを言わせてクッションとして運用することも可能。
1.H76 A252 B76 D92 S12型(スタンダード)
性格:いじっぱり
H…スリップダメージ意識で16n-1
A…特化
B…無補正A特化クォークチャージ発動トドロクツキの+1地震を最高乱数切り耐え
D…チョッキ込で無補正C特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを最高乱数切り耐え
S…同速意識で12振り
2. H76 A252 B76 C4 D100 型(ボルトチェンジ採用、トリルパ)
性格:いじっぱりorゆうかん
HAB…省略
C…余り
D…チョッキ込で無補正C特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを確定耐え
どちらもテラスタイプはひこう推奨。
弱点と耐性がガラッと変わるのが特徴。特にじめん無効化が優秀。
他にはハバタクカミ意識のはがね、きのこのほうし意識のくさなど。
じめんテラスにすることでじしんでH振りサーフゴーを確1にできるためじしんを採用する場合は検討。
○技構成
確定技
このポケモンの軸となる技。
・かみなりパンチ
威力は低いがワイルドボルトではHPを下げてしまうため仕方ない。
優先度の高い技
・ヘビーボンバー
ミミッキュ、ハバタクカミ、テツノブジンなどに強い。テツノカイナの体重は380.7kgと非常に重いという訳ではないが役割対象が軒並み軽い。
アイアンヘッドではテツノブジンをワンパンできないのでこちらを優先。
・じしん
ミラーやサーフゴー、ドオーなどを意識。
・れいとうパンチ
サイクル用、火力は雀の涙。
テツノツツミをギリギリで確2にできる程度。
○有利なポケモン
ドレインパンチが通るなら大抵いける。
○苦手なポケモン
物理受けや鬼火持ち、特にドオーやドラパルトは一致技が効かないためサブウェポンが無いと突破できない。
HB特化キョジオーンに受けられる。一致弱点突いてるはずなのに。
○相性のいいポケモン
・アーマーガア
テツノカイナの弱点を全て半減以下にできる。ドオーにも有利。
受けル使いの間ではさっそくアマガカイナが研究されているらしい。
ふゆうであればテツノカイナの弱点を全て半減以下にできる。
カイナの鈍足をトリックルームでカバー可能。
・ハバタクカミ、ドドゲザンなど
テツノカイナが苦手とするドラパルトに有利なポケモン。
④終わりに
今回はとつげきチョッキを持たせたテツノカイナについて考察してみました。
鈍足高火力超耐久のテツノカイナ、環境次第では更に上位へと昇るポテンシャルを感じるポケモンです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。初投稿のため読みずらい点など多々あるでしょうがご容赦ください。
これからもポケモンの考察を投稿していこうと考えています。
ご意見、感想などお待ちしています。